天神に、映画化されたコンサートを見に行きました。
1986年元旦。初めていったのが尾崎の福岡国際センター。
衝撃的だったな。中3で受験生だったんだけど。早めに着いたんで漏れてくるリハーサルを壁にピッタリ張り付いて、クラスメイトと聞いてたな。あの辺もまだ綺麗に整備されていなくて、それがいい感じで開演を待っていたな。
パイプ椅子が倒れてみんな前に前にって私達も随分前までいって見た。あの頃の十代の尾崎ファンって切実に彼を求めていて、尾崎が自分たちの全部だって思ってた。
亡くなってからの方が長くなってしまって、昔のように聞くこともなくなってきてたんだけど。今日は始まった時から、尾崎の歌が当時のように伝わってきて。「どうもありがとう」ってあの言い方も、白のTシャツとジーンズも、激しさも、優しさも、痛々しさも、その全部が大好きで何度も何度も聞いた尾崎豊で。あの精神世界でいつまでも泣いていたかったんだけど。
終って会場出ると、娘と主人が待ってくれていて、次の上映ももう一度見るって言ったけど却下されて。食事して、少し買い物して帰宅。